個人店舗ビル(RC)の外壁修繕の事例
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【予算42万円/工期4日間】住居兼店舗ビル(RC)の外壁修繕(部分)事例
ロープアクセス工法の数々のメリットは、ホテルや医療施設(病院・クリニック/介護施設/老健施設など)だけでなく、テナントビルでも発揮されるという事例です。
【無足場工法・ロープアクセスの主なメリット】
・足場を使用しないから静か。
・足場で囲わないから営業に影響しない。
・飛散防止シートは作業時のみで快適。
・足場からの侵入リスクのない安心感。
・足場施工をしないため工期短縮。
・足場費用がかからない低コスト。
・ピンポイント施工もできる柔軟性。などなど
今回のお客様は、5階建てビルおよび自宅兼用の店舗ビルの外装劣化にお悩みで外壁修繕をお考えでした。ちょうど隣のビルも大規模修繕中で、建物が足場で囲われており、それを見て騒音や店舗営業負担、環境悪化は避けたいと考え、見つけたのが無足場工法のロープアクセスでした。
ロープアクセス工法を知ったオーナー様より先ずは「テストで部分施工できないか」のご相談があり、自宅兼店舗ビルの1~2階部分だけを外壁修繕することになりました。
1階~2階の軒天上塗 /エマルション塗料(透湿性塗料)
その結果を見て、近隣の5階建てビルの大規模修繕を決めたいとのことでした。もちろん、ロープアクセスですからビルの部分修繕は得意です。
住居兼店舗ビル(RC)の外壁修繕・諸条件
■お客様
1階が店舗、2階3階が住居になっている個人店舗ビル(RC)のオーナー様からの依頼です。
■外装のお悩み内容
自宅兼店舗のビル外装の経年劣化にお悩みでした。特に店舗の顔である「2階の外壁」と「1階/2階の軒天」の汚れをメンテナンスしたい、とのご希望でした。しかし店舗を隠したくない。利用者に足場をくぐらせたくない、というお気持ちも強くお持ちでした。
■ご要望
隣のビルのように足場を組んでしまうと店舗営業がしにくくなるため、足場なしで、できるだけ短期間で外壁メンテナンスしたい。静かに近所迷惑にならないようにしたい。住居になっているため足場で囲いたくない。しかしロープアクセスは未経験なので、1~2階部分でテストして、結果に納得できれば別のビル一棟の外壁修繕を任せたい、とのご要望でした。
■外壁の状態
現場調査の結果、シーリングは全体的に問題なし。ただし外装部のサビ、無数の微細クラック、爆裂が認められました。その結果お見積りは42万円、施工は4日間。しっかりと調査していますので、よく問題になっているような「追加請求」のご心配はありません。
■施工
外壁洗浄し、問題のある下地を補修。
外壁下地には優れた防水性を発揮すると共にひび割れの再発防止に役立つ「水性微弾性サーフ」。この下地の水性微弾性サーフは、1つの材料で下地調整、下塗り、中塗りの機能を備えていますが、品質を優先した3度塗りで仕上げます。
中塗り・上塗りは「セラミックシリコン樹脂塗料」による3回塗りで仕上げました。
1階店舗の軒天と2階部分の外壁の修繕 ※隣のビルは足場で修繕
塗装時など必要な場合のみ飛散防止シートを使用し毎日撤去。
1階・2階の軒天は、できるだけ良い状態を保つため、雨水など外部からの水はシャットアウトしながら、内部の湿気は放出する塗装を心がけます。
下地は「水性サーフ」処理。そして上塗りは透湿性塗料の「エマルジョン塗料」による2回塗りでの仕上げとなります。
4日で2階部分の外壁全て修繕から塗装まで完了
塗装の浮きや剥がれなど、外壁塗装後のトラブルの多くが下地処理の不良が原因とも云われます。だからこそ清掃や高圧洗浄は念入りにおこなった上で専用のシーラー処理を心がけています。
■施工品質と安心のお約束
長年の公共工事で培った施工管理技術を活かし、施工後は、施工報告書として点検資料を「施工前・施工中・施工後」の各工程の写真記録とセットで作成。施工の内容をしっかりと確認いただけます。これらの資料は国交省が推進する「維持保全計画」に準拠したものです。
■工期
施工期間は4日間。
洗浄や塗装など必要な際にだけ飛散防止シートを設置し、その部分が終わり次第すぐに撤去してできるだけ店舗営業に支障が出ないよう心掛けました。
※ロープアクセス工法にご満足いただけ、5階建てビルの外壁修繕の準備をしています。
■料金
42万円(税抜き)
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<データ>
・店舗ビル(RC)外壁/軒天 修繕・塗装
・費用42万(税抜き)
・期間4日
・外壁:下地補修/下塗り、中塗り、上塗り(3回)
・軒天:下塗り上塗り(2回)
・外壁下地 水性微弾性サーフ
・外壁上塗 セラミックシリコン樹脂塗料
・軒天下地 水性サーフ
・軒天上塗 エマルション塗料(透湿性塗料)
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