【費用対効果を最大化】賃貸マンションの外壁大規模修繕の事例
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賃貸マンションの外壁大規模修繕で足場と無足場工法を併用し費用対効果を最大化
■賃貸マンションの大規模修繕事例
4階建て14室の賃貸マンションの外壁・大規模修繕の事例となります。
外壁施工前
外壁施工後
<マンションの外装全体が著しく劣化>
お見積りのための現地調査・打診検査の結果、タイル外壁には多くの浮きや剥落が認められ、モルタル外壁にも無数の大小クラック。そのほかにも多くの外装劣化が観察され、大がかりな修繕が必要だと判明。
かなりハードな大規模修繕ではありますが、目指すのは適正な施工による、料金の適正化。公共工事で蓄積した施工管理技術を発揮してオーナーの期待にお応えします。
<今だけの安さの追求ではなく将来まで見据えた提案>
そこでこの機会に「マンション(資産)の長寿化」と後々の「メンテナンスのしやすさ」を考慮した修繕の方向性と施工方法をご提案させていただきました。
それはロープアクセスによる無足場施工で「今だけの施工費用を安くする」低コストだけを目的とするのではなく、メンテナンス(修繕工事)と資産長寿化の最適化を考えたご提案です。
■今回の外壁修繕の流れと内容
【経緯】 オーナー様より相見積もり依頼
【状態】 築30年程・劣化による建物外装が全体的に劣化・損傷
【内容】 現地調査/全面打診検査の結果タイツの浮き、剥落、欠損が多く、将来的なメンテナンス性を考え、タイルを全面撤去し、モルタル壁をご提案のほか、共用廊下のひび割れたガラスをパンチング・ステンレスに変更。共用廊下は長尺シート張り、など。
足場と無足場工法を組み合わせ工法の最適化をご提案
【工程:工期約2か月】
<前面タイル壁>
・外壁のタイルを全て撤去:撤去の際、数トンにおよぶ撤去物が発生するため部分的に足場を設置し活用するとともに下部への安全を確保。
・タイル撤去後ポリマーセメント処理による脆弱塗装を実施しモルタル壁を造作
前面タイル部分のみ足場を設置
足場を設置しタイルを全面撤去
モルタル壁造作のためポリマーセメントによる漸弱性塗装処理
外壁はタイル壁からモルタル壁へ
<そのほか外壁3面>
・目地シーリング:ポリウレタンシーリングによる打ち替え
・全面的に発生していた0.3mm未満のクラック:フィラー擦り込み処理
・数十か所の0.3mm以上のクラック:Vカットシーリング・平滑処理(肌合わせ)
・サッシ廻り:ポリウレタンシーリング打ち替え/打ち増し(状態により)
・下地処理:微弾性フィラー塗装
・中塗り/上塗り:シリコン塗料の2度塗り(合計3回塗り/パターン塗装)
外壁修繕前の崩落していたタイル壁
外壁修繕後、モルタルの外壁へ
微弾性フィラーとシリコン塗料の3回塗りで仕上げます
<外壁以外の外装>
・廊下、バルコニー、屋根:防水工事
・廊下:長尺シート張り
・鉄部ほか:下地処理、塗装
・共用部ガラス:ガラス撤去、目隠しパンチングメタルの設置
【費用(料金):およそ10,900,000円】
お見積書は、現地調査した上で、できるだけ費用対効果の大きい最適な方法をご提案させていただきます。
下はこの工事の見積書の一部です。公共事業を専門に手掛けてきたSakatecでは、公共工事と同じ仕様で作成し、「お見積金額」、「工事費内訳書」、そしてそれぞれの内訳の「明細書」で構成されます。
内訳書
内訳ごとに詳細を細部まで記載した明細書(公共工事仕様)
【安心の点検資料(国土交通省の維持保全計画に準拠)】
そして施工後は、長年の公共事業で培った管理技術を活かし、国土交通省の「維持保全計画」にそのままご使用いただける報告書を作成いたします。実際の施工の前・中・後の3段階で修繕箇所の工事の流れを写真記録。点検表とセットで点検資料を発行いたします。
外壁修繕から外壁塗装まで、最適施工で費用も品質も最適化が図れます。お気軽にお声がけください。
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